魔法の言葉 

2017, 09. 27 (Wed) 13:10

少し照れくさい話ではあるが、実を言うと子供の頃からとても泣き虫である。
おまけに負けず嫌いで男勝りというややこしい性格のせいで、
悲しい時だけでなく、悔しくても腹が立ってもブワッと涙が溢れてくる。

「なんかっちゅーたら女はすぐ泣きよる!泣くなksg!」と
涙を見せたら拳が飛んでくるような家だった。

でもね、泣いて見せて許しを請うとか、そういうの一番イヤだと思っていたのは私だ。

感情的になったら逆に言いたいことも言えないし、
泣いてることをバカにされたりもするし、
何よりそんな姿を人前で見せたくない。

中学生ぐらいまではなす術もなく過ごしてきたけど、
ある日、なんでこんなに自分は泣き虫なんやろう?と思って調べることにした。


どこかの医学書だったかはもう忘れたけども、その本には興味深いことが書いていた。

『女性は男性と比べて脳幹が太い。左右の脳を行き来する情報量は脳幹の太さに関係する。
つまり、様々な情感、記憶や記録といった情報が一気に脳内に溢れ、それが涙と結びついて零れ落ちる』


なるほど!!


実際今調べてみたらまったく違うかもしれないけど、
当時の私としては、医学的に証明されてるんじゃないか!とすごい興奮したのを良く覚えている。

事実がどうかはさておき、理不尽に「泣くな!」と言われることに対抗できればそれでよかった。

それからは泣いたことに対して怒られることがあれば、こう応じた。

「私だって泣きたいとは思っていないが、女性は男性に比べて脳幹が太い。
それによる情報量の過多が引き起こす反応として、自分の意思とは関係なく涙は出てくるのだ。
この際私がしでかしたことへのお叱りは受けるが、泣いていることで怒られるのは不本意なので、
そこは触れないでいるかご容赦願いたい」


どうだ、かわいくないだろう?w
これ、10代のクソガキが本当に言ったんだよねぇ・・・。

でもこう言ったら、その後は泣いてることで怒られなくなったし、ちょっと自分も冷静になれた。
(こいつメンドクセェ・・・って思われたのは間違いないが)

その後も色んなシチュエーションで涙するコトが多々あったが、
大体「脳幹が太いから仕方ない」で乗り切ってきた。

そしてこの魔法の言葉は人を見るのにも意外と役に立った。

「ふ、ふーん・・・」って反応する人は、私の事をメンドクサイと思うか興味のない人だからどうでもいい。

「え、ナニソレ?」と説明を求める人は、もっと私と対話がしたい人だから一緒にいて楽しい。
だが単なる好奇心旺盛な性格の人だと飽きたら捨てられる可能性もあるので要注意だ。

なんていう風に無意識に勝手に頭のどこかで分類していたり。

でも未だに「あー、そうね、脳幹なら仕方ない」って言う人にはお目にかかっていないので、
いつか出会えるのを密かに楽しみにしているのである。
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コメント

雲丹

最近 泣いてないな〜

んっ? 夢で泣いて起きる事が多々あった様な 内容は全く覚えてないが
なんなんだろね?

もう こっちはストーブの出番かも
朝夕さみー!
毛布と掛け布団出そ〜〜とっ

2017/09/28 (Thu) 21:28 | 雲丹 | 編集 | 返信

にゃん

Re: タイトルなし

>>雲丹ちゃん

 夢で泣いて起きるっていうのは数えるほどしかないなぁ。
 
 こっちももう朝晩寒くて毛布出したー。
 寒さのバロメーターである猫どもが3日ぐらい前からすごいうるさいんだもんw

2017/09/29 (Fri) 04:39 | にゃん | 編集 | 返信

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